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栗の保存方法のためしてガッテン流とは?冷蔵冷凍の仕方と糖度が倍増の理由

栗の保存方法は?ためしてガッテン流

 

これから栗の美味しい季節がやってきますね!

 

特に日本栗はホクホクしていてとっても美味しい♪ そこで知ってほしいのが栗の保存方法です。

なんと、食べる前に冷蔵庫で保存することで、糖度を約4倍にまで増やすことができるんですよ!

 

ここでは、栗の糖度の増やし方の火付け役「ためしてガッテン流の栗の甘さが増す方法」をご紹介いたします。

 

これを読めば、今年の栗は絶対美味しく食べられます!

ぜひ最後まで読んでみてください!

 

 

 

ためしてガッテンで紹介された栗の保存方法とは?

ためしてガッテンで紹介された栗の保存方法は、
「冷蔵庫のチルド室で生栗を保存する」という方法!

 

保存方法の手順はこちら↓

  1. 生栗を新聞紙に包む
  2. 更にビニール袋に入れる
  3. チルド室に入れる

 

この方法で1~3ヵ月程度保存可能!

徐々に甘さが増してくるんですよ~!

 

冷蔵保存すると栗の糖度が増すのはなぜ?

栗の糖度が増すカギはアミラーゼ

 

どうして冷蔵保存すると甘さが増すのか!?

そもそも、栗って生栗の状態だと糖度が3くらいしかないんです。

しかし、栗の中にはアミラーゼと呼ばれる酵素が含まれています。

 

このアミラーゼには、デンプンを糖に変える働きがあるんですよ! 

つまり、アミラーゼを活性化させればそれだけ栗も甘くなるということ!

 

ではどうやってアミラーゼを活性化させるのか!?

 

アミラーゼが活性化するには、

 「40~70度くらいの温度で蒸す」「栗を冬だと思い込ませる」

という2種類の方法があります。

 

今回ご紹介する冷蔵庫保存で糖度が増す理由はもちろん、

「栗を冬だと思い込ませる」方法です。

 

アミラーゼは低い温度が苦手なのですが、栗自体が冬になると“糖を沢山作る”という働きがあるのです。

 

栗ってそもそも種なので、冬になるとエネルギーを蓄えようと糖を作るんですよ。

 

そのため、栗が冬に向けて糖をゆっくり出す=アミラーゼも比例して増えるということ。

 ちなみに、チルド室で0度保存すると糖度は3日で20倍に、30日で4倍にもなります!

 

「40~70度くらいの温度で蒸す」糖度の上げ方は?

40~70度くらいの温度で蒸しても、天津甘栗みたいな甘さにすることができます。

こちらの方法は、栗を冬だと思い込ませることなく温度でアミラーゼを純粋に活性化させる方法です。

 

方法は簡単。土鍋の中に栗を入れて蒸すだけです。

ゆでると糖分が流れおちるので、蒸してみてください。

 

糖度をマックス10まで上げることができますよ!

 

栗を冷凍で保存する時と冷蔵で保存する時の違いや注意点

栗は冷凍でも保存可能です。

冷蔵と冷凍の違いは、栗自ら糖度を上げるか上げないか。 冷蔵は0度で保存できるので栗は自ら糖度を上げますが、冷凍では温度が低すぎて糖度を上げることができません。

 

でも!冷凍でも栗を甘くすることはできるんですよ!

それぞれの保存方法の注意点をご紹介します。

 

冷凍保存する時

生栗を冷凍保存する時の注意点は3つ。

  1.  乾燥&酸化を防ぐために空気を抜いたジップロックに入れて保存する
  2.  ジップロックに入れる前に砂糖水で栗を浸す
  3.  ジップロックに入れた後は砂糖で揉みこむ

 冷凍保存する時は、これでしっとり美味しい栗が出来上がります。

 

冷蔵保存する時

冷蔵保存する時にも乾燥やカビに注意しなくてはいけません。

注意することは2つ。

 

  1.  乾燥予防のために新聞紙にくるんでからビニール袋にいれる
  2.  カビ予防に定期的に新聞紙が濡れていないか確認し濡れていたら取り換える

 

冷蔵保存は、砂糖水はいらなくてもカビに注意する必要があります。

 

まとめ

栗の糖度を上げるには、ためしてガッテンで紹介されていた冷蔵庫保存するのが一番おすすめ!

1か月くらいで生栗の4倍くらい糖度が増します!

 

しかし、冷凍保存して甘くすることだって可能。

冷凍保存する時には、予め砂糖水に浸したり砂糖で揉んでから冷凍してくださいね。

 

今年の生栗はむいたら冷蔵庫でじっくり糖度を増やしてから食べてみましょう! 

栗の甘さにやみつきになるはずです!