「ハロウィン」と「ハロウィーン」読み方や書き方はどっちが正しい?語源は?
秋になるとハロウィンで街がにぎわってきますね!
日本でも一大イベントになってきました。
その「ハロウィン」ですが、「ハロウィーン」と書かれていることもあります。
「ハロウィン」と「ハロウィーン」どちらが正しいのでしょうか?
10月のハロウィンを迎える前に、ぜひこの記事を読んでスッキリさせておきましょう~。
「ハロウィン」と「ハロウィーン」、読み方や書き方はどっち?発音や語源は?
「ハロウィン」と「ハロウィーン」の読み方は?
読み方は「ハロウィン」は「ハ」の部分にアクセント、「ハロウィーン」は「ウィ」の部分にアクセントをつけて読みます。
表記の違いは「-」があるかないかです。
英語では「Halloween」と表記します。
英和辞典で調べてみると、「ィ」の部分にアクセント記号がありました。
ですので、正しい読み方は「ウィ」にアクセントのある「ハロウィーン」ということになります。
ただ、日本語としての書き方は後で述べるように、「ハロウィン」と「ハロウィーン」、両方間違いではありません。
先ほど述べたように、本来の英語の発音としては「ハロウィーン」が正しいのですが、
日本ではどちらでも通じます。
某有名テーマパークでは「ハロウィーン」が使われていますが、実際に私の周りの人にどちらを使うか聞いてみましたが、「ハロウィン」と言っている人が多かったです。
テレビをみていても、「ハロウィン」と話している人が多いですよね。
ハロウィンの語源は?
ハロウィンの語源については諸説ありますが、諸聖人の日の前日ということで、hallow(神聖化する)」という英語と、「eve(前夜)」という英語が組み合わさり、Halloween」になったと伝えられています。
語源を知ると、本来は宗教的な行事だということが伝わってきますね。
ハロウィンってどんな行事?
ところでそもそもハロウィンってどんな行事なのでしょうか?
ハロウィンはアイルランドやスコットランド周辺地域の古代ケルト民族が行っていたお祭りが発祥とされています。
このお祭りは、秋の収穫をお祝いし、ご先祖の霊をお迎えするとともに、悪霊を追い払うお祭りです。
古代ケルト民族では11月1日(諸聖人の日と呼ばれています)が新年とされていました。
そして大みそかにあたる10月31日に、先祖の霊が帰って来ると信じられていました。
日本で言う「お盆」のような感じですね。
そして古代ケルト民族では、先祖の霊と一緒に悪い霊も一緒にやってくると信じられており、その悪霊を追い払うために仮面をかぶったり仮装したりしていました。
それが現在では仮装を楽しむイベントとして認識されるようになっています。
今年のハロウィンはいつ?かぼちゃの意味は?
では、ハロウィンはいつ行われる行事なのでしょうか。
先ほどもお話しした通り、ハロウィンは古代ケルト民族の新年である11月1日の前夜祭になります。
ですので、ハロウィンは10月31日のイベントということになります。
ただ、日本ではイベントとして楽しむという性格が強いため、10月31日よりも前にハロウィンのイベントが行われることも多いです。
テーマパークでは9月からハロウィンイベントが開催されるところもあります。
今年(2019年)のハロウィン当日は木曜日になりますので、その直前の土日(10月26日、27日)にイベントが集中しそうですね。
私は先日(8月半ば)、100円均一のお店でハロウィングッズが売られているのを見かけました。
もうこの時期から少しずつ盛り上がりつつありますね。
ところでハロウィンには必ずかぼちゃが登場しますよね。
あのかぼちゃは何を意味しているのでしょうか。
ハロウィンに登場する、目・鼻・口がくりぬかれたかぼちゃは「ジャック・オー・ランタン」と言います。
悪霊を退散させるランタンと言われています。
古代ケルト民族はもともとかぼちゃではなくカブを使っていたようです。
この行事がアメリカに伝わるようになってからカブではなく、アメリカでたくさん収穫されるかぼちゃを使用するようになったそうです。
ちなみにハロウィンで子どもたちにお菓子を渡していますよね。
これは悪霊にお菓子を渡して、家の中に入ってこないようにするためだそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「ハロウィン」と「ハロウィーン」、どちらも間違いではありません。
日常で使う時は「ハロウィン」と「ハロウィーン」の使いやすい方を、英語で話すときや英語圏の人と話すときは「ハロウィーン」と使い分けるといいと思います。
ハロウィンは歴史のあるお祭りです。
少しでもハロウィンのことを知った上で、次のハロウィンは楽しみたいですね。