梨の保存の仕方は常温・冷蔵・野菜室ならどこが最適?ヘタの向きも関係あり!
冷蔵庫に入れた梨って、甘みが強くて美味しいと思いません?
私、気のせいかなって思ってたんですが、36歳にして発見!これ本当のことだったっていうことが最近分かりました!
そう、梨を保存する時のベストな場所って冷蔵庫の野菜室なんです!
私、あまり冷蔵庫の冷たさって好きじゃないのですが、冷蔵庫に入れた方が甘みが増すって知ってからは、梨だけは率先して野菜室に入れるようになりました。
ここでは、梨の保存方法を詳しくご紹介します!
これを読めば、いつもよりも梨を美味しく食べられますよ!
【梨の保存の仕方】常温・冷蔵・野菜室のベストな場所はどこ?
梨を美味しく保存しておきたいなら、絶対に野菜室!
どうして冷蔵庫の中でも野菜室が一番ベストなのかというと、冷蔵質よりも湿度が高いので、梨の水分が蒸発しにくいからです。逆にNGな場所は常温と冷凍庫です。
・常温保存するとどうなる?
保存方法としておすすめできない常温保存はなぜいけないのか?
その理由は、梨は収穫されると自ら呼吸をしようとするからです。
呼吸をしようとすると、どんどん梨の中にある水分が蒸発して栄養がなくなっていくので、触感も悪くなり美味しくなくなるのです。
そもそも梨って、あまり保存がきかない果物。日本梨なんて追熟もしないので、常温保存は本当に適さないのです。
・冷蔵庫で保管するとどうなる?
冷蔵庫で保管をすると、糖度が増して美味しくなります。
梨は、冷たい場所に置いておくと糖度が高くなるのです。
しかし、水分は蒸発していくので、できるだけ早めに食べる必要があります。
・野菜室で保管するとどうなる?
一番保管場所としてベストな野菜室は、冷蔵庫よりも温度は3~5度高めですが、野菜の鮮度を保てるように湿度が高め。
そのため、ほぼ水分でできている梨の保存場所としては、一番水分蒸発が防げるので適しています。
・冷凍庫で保管するとどうなる?
冷凍庫で保管をすると、梨のシャキシャキ感は全くなくなります。
ごわついた感じの触感にかわるので、梨として食べるというよりかはシベットにしてしまった方が良いです。
どうして冷凍庫で保管すると触感が失われるのかというと、梨のシャキシャキ感が味わえる細胞膜が破壊されるから。
梨はほとんどが水分からできています。
水は冷凍すると体積が増えるように、梨もほとんど水分なので冷凍すると体積が増えます。
つまり、この増えた体積分、細胞が破壊されている証拠なので、シャキシャキ感がなくなるのです。
梨を食べる時には、一度野菜室に入れて糖度を高めた後、早めに食べるのがベストってことです!!
【梨の保存の仕方】おいしく長持ちさせる保存時のコツと保存期間
梨をおいしく長持ちさせるためには、梨の水分をいかに減らさないかにかかっています。
梨を最もおいしく食べたい時の保存方法はこちら。
2重にも重ねる理由は、梨の水分蒸発を防ぐためです。
また、ヘタ部分を下にするのは、梨がヘタから呼吸をするため。
つまり、ヘタの部分を下にしておけば、呼吸がしにくくなるので鮮度も落ちにくくなるということです。
この方法で梨を保存すると、1週間~10日くらいは美味しく食べることができますよ!
ちなみに、あまり保存方法としておすすめしない常温保存の場合、何もしなければ3~5日程度で味が落ちてきます。
まとめ
梨を保存する場所は、冷蔵庫の野菜室がベストです。
また、保存する時には梨の水分が出ないようにサランラップやポリ袋に入れてから、ヘタを下にして保存してください。
この方法で、今年の梨は劣化されることなく全部美味しく食べましょう!