まなまなブログ

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さつまいものレンジの加熱時間は何分?ラップいる?おいしく蒸すコツ

さつまいものレンジの加熱時間は何分?ラップいる?おいしく蒸すコツ

秋になると、どどんっとさつまいもの存在が目立ちだし、食べたくなりますね~。

 

なんといってもさつまいものよいところは、火を通せばそのまま食べて美味しいところです。

さらにはレンジでチンで調理が簡単!

 

でもレンジでチンしたらパサパサになってしまったり、硬くなってしまったり、しっかり火が通ってなかったりしたことありませんか?

レンジの扱い次第で失敗作となってしまうのも事実なんですよね~^^

 

そういえば、以前、焼きいも専用の黒いアルミホイルが人気がありましたね。

私も購入しました。

確かにおいしく出来ますが、その都度ひっくり返したり何度も竹串で焼け具合を確認したりしながら、グリルやトースターでかなり時間がかかったことを記憶しています。

 

今回は、レンジ調理で時間をかけずにおいしい蒸かしいもができるコツや蒸かしいもを焼き芋風にする方法、さらに簡単ひと手間でできるアレンジレシピをご紹介します!

 

さつまいものレンジの加熱時間は何分?パサパサにならずおいしく蒸すコツ

さつまいものレンジの加熱時間は何分?パサパサにならずおいしく蒸すコツ

さつまいもをレンジでただ加熱するときの目安は、手のひらサイズの標準的なさつまいも1本(約250g)あたり500Wで約7分です。

 

ただこれだとムラができたりパサパサだったりするのです。

蒸かしいもの理想形は、しっとりホクホクの食感とやさしい甘みですよね。

 

そんな蒸かしいもに仕上げるレンジ加熱のポイントは2段階加熱製法にあります。

 2段階加熱製法とは、レンジ加熱の温度(ワット数)と時間を2段階に分けることです。

 

品種によって出来上がりの食感など変わってきますが、この2段階加熱製法はすべての品種に共通するコツなので是非やってみてくださいね。

 

①さつまいもをよく洗う。

 

②濡れたままのさつまいもをキッチンペーパーや新聞紙で包む。

このときキッチンペーパーや新聞紙も滴らない程度にムラなく

濡れている状態にしてください。

 

③さらにラップでしっかり包む。

ラップは蒸気を閉じ込めて加熱時の温度を保つ役割があります。

また、さつまいもの水分を逃さずパサパサになるのを防いでくれます。

 

④2度に分けて加熱する

500~600Wのレンジで1分~1分半加熱した後200~300Wで8分~15分加熱したら出来上がりです。

(200Wがなければ解凍モードでも可)

 

最初の強いワットで芋の中心部を70度まで一気に加熱すると甘みが出やすくなります。

「70度」がでんぷん質を糖に変えてくれるのですね。 

そのあと低温で時間をかけてしっかり甘みを引き出します。

 

レンジが終わった後も少しラップを付けたまま蒸らすことでよりしっとりとした蒸かしいもが出来上がります。

 

さつまいもの大きさによって、ワット数と時間は調節してくださいね。

 

さらに、焼き芋風にもできますよ!

上記に書いた蒸かしいものやり方でキッチンペーパーを一枚増やし水でヒタヒタにして、ラップをせずに同じようにレンジ加熱します。

すると、皮がややパリパリで中がホクホク食感の焼き芋風になります! 

 

悩みの種は、レンジ調理は加熱にムラがあることなんですよね。

レンジ調理の過熱ムラ対策は?

レンジで加熱するとムラが出てしまう時の対策として、途中で芋をひっくり返して

向きを変えてあげるのもひとつの手段です。

そして、やや高さのあるものを芋の下に置き芋を浮かせるようにセットするとムラなく熱がいきわたりますよ。

 

さつまいもを輪切りで調理する時のレンジの時間とラップはどうする?

さつまいもを輪切りで調理する時のレンジの時間とラップはどうする?

さつまいもを輪切りで調理したい時もこの基本の2段階加熱製法は変わりません。

ただ、どうしてもさつまいもの表面積が広くなるので表面がパサつかないように注意する必要があります。

 

ではどうすればいいのでしょうか?

今回実際に作ってみて、これはいい案だ!と思ったのでご紹介しますね。

 

①よく洗って1cmの輪切りにします。

切った芋の重量を揃えるため、細くなる端の方はやや厚めに切ると良いですね。

 

②電子レンジのお皿にラップを一枚大きめに敷きます。

その上にキッチンペーパーを一枚、その上に輪切りのさつまいもを並べて、さらにその上に濡らしたキッチンペーパーをかぶせて、最後にもう一度ラップをかけます。 

サンドイッチの要領です。最初に敷いたラップをまくり上げれば端が密閉されます。

 

③レンジにセットして二段階加熱製法で調理をし完成です。 

芋を並べたときは、ちょうどクッキーを焼くかのようでした。

今回は、最初に強で1分半。ひっくり返すのは難しかったのであきらめて、さらに弱で10分。

 

少し蒸らして食べてみると、ホクホクしっとりの完璧食感の蒸かしいもが出来上がりました!

レンジにセットして二段階加熱製法で調理をし完成です

 

サツマイモのアク抜きは?

さつまいもは切るとアクが出て黒く変色することがあります。

さつまいものアクは体に害があるものではないですが、気になるようなら水にさらしましょう。

たまに水を取り替えて、水が白く濁らなくなればアク抜き完了です。

 

レンジで簡単さつまいもレシピ

蒸かしいもはおいしいけれど、毎回だとさすがに飽きますよね。

レンジ調理のまた違ったさつまいも、蒸かしいものアレンジレシピをご紹介します。

 

【パリパリおさつチップス】

材料:さつまいも1本(100g程度の小ぶりのもの)、

油(オリーブオイルでも可)小さじ1、砂糖小さじ1/2~、塩ひとつまみ

 

  1. 洗ったさつまいもをスライサー等で薄くスライスしてキッチンペーパーで水気をふき取ります。 
  2. ボールに入れて砂糖、塩、油を加えて全体にしっかり絡ませます。
  3. レンジ皿にクッキングシートを敷いて、芋を重ならないように並べます。
  4. 500Wで2分加熱して出来上がりです。

 

加熱後すぐは柔らかいですが、冷めると硬くなります。

ホクホクのさつまいもに飽きたら是非パリパリをどうぞ!

 

【さつまいも餅】

材料:蒸かしいも1本、片栗粉70g、牛乳70ml、砂糖50g、きな粉大さじ2、三温糖(無ければ砂糖)大さじ1

 

  1. 蒸かしいもの皮をむき、片栗粉、牛乳、砂糖と合わせてペースト状になるまで混ぜます。
  2. ひとかたまりになったらラップで棒状に包みます。
  3. 600Wのレンジで2分30秒加熱し、裏返してさらに2分加熱。
  4. 色が濃くなり弾力が出て中まで火が通ったらラップをしたまま粗熱をとってから切り分けます。
  5. きな粉と三温糖をまぶして完成です。

 

モチモチ食感のさつまいもスイーツ。きな粉との相性も抜群です。

  

【焼き蒸かしいも】

蒸かした芋をさらにフライパンで焼き色がつくまで焼きます。

これだけなのですが、風味が豊かになり、いつもと違う蒸かしいもが簡単に楽しめます。

  

まとめ

さつまいもは、おいしい、お手軽だけでなく栄養価も高い食材で腹持ちも良いです。 

食事やおやつ、赤ちゃんの離乳食まで幅広く使えるので、これからの季節、レンジで蒸かしいも是非お試しくださいね!

レンジ加熱したさつまいもは、時間の経過とともにかたくなりやすいです。

食べきれなかった分は使いやすい角切りやマッシュにして冷凍保存がおすすめですよ。