栗の鬼皮をむいて保存する方法は?甘みを持続させるコツと簡単なむき方
秋といえば、栗がおいしい季節ですね。
あの茶色くてかわいい見た目と、ほっくり甘くてやさしい味にいやされます。
栗は秋の味覚の主役ですよね。
栗はあの茶色くてかたい皮(鬼皮)をむいて食べますが、(鬼皮がむかれている状態で売られているのもありますが)
鬼皮をむいたあとの栗はどうやって保存したらよいのでしょうか。
今回は、鬼皮をむいた栗の保存方法をご紹介したいと思います。
鬼皮をむいた後でも大丈夫!栗の甘みを持続させるコツと、鬼皮の簡単なむき方もご紹介します!
栗の鬼皮をむいて保存する方法は?
保存する時はできればおいしいまま保存しておきたいですよね。
鬼皮をむいた栗は低温で保存することが、甘みを持続させるコツです。
冷凍保存と冷蔵保存、どちらがいいの?
冷凍保存と冷蔵保存、どちらでも大丈夫ですが、冷蔵保存の方が傷みは早くなりますので冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存すると2カ月くらいは持ちますので、鬼皮をむいたが最後「すぐに食べなきゃ!」というプレッシャーもなく、飽きずに食べられますね。
冷凍保存する時は少し手を加えて保存しましょう
冷凍保存する時はそのまま冷凍保存してしまうと乾燥してしまうので、少し手を加えます。
その手順をご紹介しますね。
- あくを抜くために、一晩ほど水につけておく。
- キッチンペーパーなどできちんと水気を取りのぞく。
- ジッパー付きの保存袋に入れる。
- 全体的に砂糖をまぶし、なじませる。
こうすることで乾燥を防ぎ、より甘くおいしくなった栗を味わえます。
そもそも冷凍保存することに甘みを強くする効果もあるので、冷凍保存は「長持ち」「甘みアップ」のダブル効果ですね。
冷蔵保存する時は新聞紙に包んでジッパー付きの袋に入れてから、チルド室に入れてください。
1カ月くらいもちます。
圧力なべや魔法瓶を使った栗の鬼皮の簡単なむき方
ところで栗の鬼皮をむくのってなかなか大変ですよね。
結構かたいので、包丁を使っていた私はいつも途中から手が痛くなっていました。
でも実は鬼皮を簡単に、しかもキレイにむく方法があるんです!
その方法とは、圧力なべや魔法瓶を使う方法です。
圧力なべや魔法瓶を使うと簡単にむける上に、手もあまり汚れないのでかなりおすすめですよ。
では早速ご紹介しますね。
圧力なべを使った鬼皮の簡単なむき方
- 栗を水洗いして、ひたひたの水に10分ほどつけておきます。
- 先のとがった部分に、十字になるように切り込みを入れます。
- 鬼皮の内側にある渋皮をつけたまま食べたい時は、鬼皮にだけ切り込みを入れてください。
- 渋皮までツルっとむきたいときは、渋皮にも切り込みを入れてください。
- 渋皮には抗酸化作用のあるタンニンや食物繊維が多く含まれているので、栄養を取りたい!という時には渋皮は残しておくようにしましょう。
- 水につけたことにより少し切り込みが入れやすくなっていますが、ケガをしないように注意してくださいね。
- 圧力なべに栗を入れて、かぶるくらいの水を入れます。
- ふたをして火をつけます。蒸気が出てきたら火を止めます。
- そのまま15分ほど放置します。
- 圧力なべのピンが下がったり、ふたが取れるようになったりしたら、ふたを取り冷ましてむいてください。
- 完全に冷ましてしまうと鬼皮がむきづらい時もあるので、さわれるくらいになったらむいてくださいね。
このように圧力なべを使えば、とっても簡単に鬼皮をむくことができます。
でも「家に圧力なべがない!」という方や、「圧力なべを出してくるのがめんどう・・」という方もいますよね。
そんな方のために、魔法瓶を使った方法をご紹介します。
魔法瓶を使った鬼皮の簡単なむき方
- 先ほどと同様、水につけた栗の先の部分に十字に切り込みを入れます。
- 栗を魔法瓶に入れ、栗が全部つかるくらいに熱湯をそそいでふたを閉めます。
- そのまま約2時間置いておきます。
- 魔法瓶から出してさわれるくらい冷ましたら、鬼皮をむきます。
どちらのやり方も水分と熱を加えることで、びっくりするくらい鬼皮がむきやすくなります。
栗の鬼皮をむいて保存する方法のまとめ
いかがでしたでしょうか。
栗は冷凍・冷蔵保存ができる使い勝手バツグンな秋の味覚です。
私もこの保存方法を知ってから、秋には栗をよく買うようになりました。
この秋は今回ご紹介した保存方法と鬼皮のむき方で、いつもより楽に、そしていつもよりおいしく栗を味わってくださいね!